Vol.74 今すぐ確認!「台風への備え 7つのポイント」
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
74日目の今日は…
「今すぐ確認!台風への備え 7つのポイント」です。
台風16号が非常に強い勢力で北上しています。
現在の情報では、10月1日(金)~2日(土)に関東に最も近づく予報となっています。
今日は台風への備えとして、今すぐチェックしてほしい7つのポイントをお伝えします。
7つのポイントを1日でチェックするのは大変だと思います。
台風が接近してくる金曜日までに数日かけて備えを万全にしましょう。
今回は接近・上陸をすると大きな被害をもたらすかもしれない危険な台風です。
早めに台風被害に備えましょう。
以下、台風や水害対策に役立つポイントをまとめます。参考にしてください。
①ハザードマップで身の回りの災害リスクを調べよう
国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」では
住所からあらゆる災害のリスクを重ねたハザードマップを確認できたり、自治体のハザードマップへリンクすることができます。
まずは、お住まいの地域の災害リスク情報、避難場所を確認しましょう!
②家の外や中の備えを万全に
大雨が降る前、風が強くなる前に家の外や中の対策を行いましょう。
・窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
・側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
・室内では飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
大雨が降る前、風が強くなる前に家の外や中の対策を行いましょう。
・窓や雨戸はしっかりとカギをかけ、必要に応じて補強する。
・側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておく。
・風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ格納する。
・室内では飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、万一の飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
③自治体のHPや防災速報をすぐ確認できるように設定しよう
位置情報サービスを使った防災速報アプリをスマホにインストールして、自動的に警報や特別警報、土砂災害情報、避難指示など必要な情報が入ってくるように設定していおきましょう。
また、防災メールを配信している自治体が多いです。
自治体のホームページを確認し、メールが届くように登録を済ませておきましょう。
自治体のホームページもお気に入りに登録し、いつでもすぐに確認できるようにしておきましょう。
避難情報や避難場所の開設情報が確認できます。
④食料・飲料などの備蓄や非常用持ち出し品を用意しておこう
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、食料・飲料・生活必需品を準備しましょう。
★備蓄例★(人数分用意しましょう)
・飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安)
・非常食 3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど
・トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロ など
※赤ちゃんや小さなお子さんがいる場合は
離乳食、液体ミルク、紙おむつやおしりふきなどの必需品も忘れずに!!
※ 飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。
日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水をいつも張っておく、などの備えをしておきましょう。
★非常用持ち出し袋★(人数分用意しましょう)
・飲料水、食料品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
・貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)
・救急用品(ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など)
・ヘルメット、防災ずきん、マスク、軍手
・懐中電灯、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器(ソーラー充電できるタイプがおススメ!)
・衣類、下着、毛布、タオル、
・洗面用具、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ、生理用品
※赤ちゃんや小さなお子さんがいる場合は
離乳食、液体ミルク、粉ミルク、哺乳瓶、紙おむつやおしりふきなどの必需品も忘れずに!!
詳しくは、首相官邸ホームページにある「災害に対するご家庭での備え」ページをご覧ください。
災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ
⑤コミュニティFMで情報収集しよう
停電しテレビやインターネットで情報収集ができなくなった場合は、ラジオで情報収集をしましょう。
お住まいの地域のコミュニティFMでは地域の詳しい情報を伝えてくれます。
今のうちに、ラジオの周波数を合わせたり、スマホアプリ「リスラジ」をインストールしたりしておきましょう。
リスラジは全国のコミュニティFMを聴くことができます。
⑥災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(web171)を活用しよう
災害により通信がつながりにくい状況になった場合に提供が開始される声やメールの伝言板です。
大切な方と連絡が取れない場合はぜひご活用ください。
⑦小さな子どもにも前もって台風が来ることを伝よう
小さなお子様がいるご家庭はより不安を抱えていらっしゃると思います。
お母さんやお父さんの緊張や不安はお子様にも伝わります。
お子様にも前もって、台風が来ること、停電するかもしれないこと、ガラスが割れたり、屋根が飛んでしまうかもしれないことなどを是非、伝えてあげてください。
まだおしゃべりができない赤ちゃんやお子さんも話しておくことで心構えができ、
万が一の際のパニックや恐怖感を減らすことにつながります。
今後の台風の進路や最新情報はテレビ、ラジオで随時確認して、
命を守る行動を早め早めにお願いします。
74日目の今日は「今すぐ確認!台風への備え 7つのポイント」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!