Vol.53 第一次避難バッグの準備 ⑩現金
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
53日目の今日は…
「第一次避難バッグの準備 ⑩現金」です。
先日から行っている非常用持ち出し袋=避難バッグ作り。
避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えで、被災時・非常時の最初の1日
間をしのぐための物品=一次持ち出し品を入れる第一次避難バッグの中身を1品ずつお伝えしています。
今日、準備する物はズバリ、現金です。
キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かなくなった方も多いと思います。
しかし、被災時は現金が必要になります。
現金が必要な理由は複合的
被災時は停電が長く続く場合があります。
お店に電気が通らなければ、スマホのキャッシュレス決済もクレジットカードも使えません。
また銀行のATMも使えないことがあるため、
いざというときの生活のためには現金が必要になってくるのです。
さらに、災害地で携帯電話がつながらないときには公衆電話で使える小銭も必須です。
実はこちらのブログ、防災365 1日1アクションでは7日目で「非常用持ち出し袋に小銭を!」と題して
小銭を備えることを詳しくお伝えしています。
すでにご覧いただいた方は、もう備えがバッチリかと思います!
ぜひ、その小銭を第一次避難バッグに準備してくださいね。
まだご覧いただいていない方は、
【防災365 1日1アクション】Vol.7 非常用持ち出し袋には小銭を!
をまずは、ご覧ください。
具体的に備えに必要な現金は
・十円玉、百円玉は各10枚~20枚。
・自動販売機等で利用できる500円玉や千円札も数枚。
・それ以上の紙幣は日々の生活に支障がでない程度
避難バッグへの備えには、ジップロックのような、しっかり封のできる保存用バッグがおススメです。
水害時や雨の中での避難時にも現金を守ることができます。
いざというときの不安を少しでも解消するために、現金を第一次避難バッグへ備えましょう。
53日目の今日は「第一次避難バッグの準備 ⑩現金」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!