Vol.16 子供部屋の危険を確認しよう
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
16日目の今日は…
「子供部屋の危険を確認しよう」です。
家の中の危険シリーズ3日目は「子供部屋」です。
お子さんの年齢によって、子供部屋での過ごし方は変わってくると思います。
ご自身のお子さんの過ごし方に合わせて、危険を確認してください。
ここでは夜から朝にかけての過ごし方と昼間の過ごし方に分けて考えてみます。
夜から朝にかけて
お子さんが自分の部屋で寝ているという場合の危険は、
一昨日確認した「寝室」と同じです。
お子さんの寝るベッドや布団に、倒れてきそうな家具や家電がないかを確認しましょう。
具体的にはタンス、学習机、椅子、本棚、テレビなど。
リスクがある場合は、家具の位置やベッドの位置をずらす、家具・家電は固定するなどの対策をすぐに取りましょう。
全身鏡やショーケース等がある場合は鏡やガラスが割れて飛散する危険もあります。
飛散した際に破片が刺さったり、踏んだりしないよう
置き場所やスリッパや上履きなど、避難靴も備えておきましょう。
昼間のリスク
一般的に寝室と子供部屋にあるもので大きな違いと言えば
本棚と学習机、おもちゃなどが挙げられます。
地震の際は、本棚が倒れる、学習机の引き出しが飛び出す、おもちゃの落下や飛散が考えられます。
お子さんが、これらの下敷きにならないような対策を取りましょう。
本棚を固定しても棚から本が飛び出すリスクがあります。
地震が起きたら本棚から離れ、学習机の下など身を守れる場所に隠れることを日頃から訓練しておきましょう。
またおもちゃは、出しっぱなしにせずにかごや蓋つきのボックスにしまうこと、
高いところには置かないことを心掛けましょう。
お子さんが小さい場合は、
お昼寝をする場所にも倒れてきそうな家具や家電、物がないかを必ず確認しましょう。
16日目の今日は「子供部屋の危険を確認しよう」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!