ブログ | フリーアナウンサー 岡本祥子

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2021.11.2 ラジオのお仕事

【調布FM】調布市総合防災訓練会場からレポートしました!

一昨日、10月31日(日)に多摩川自然観察緑地で行われた調布市総合防災訓練

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この訓練に合わせて、調布FMでは当日、「調布市総合防災訓練特別番組」を生放送しました。
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私は訓練が行われているメイン会場から中継を担当しました!
どんよりとした曇り空で雨が心配でしたが、なんとか放送が終わるまではもってくれました🥺。⁡⁡⁡⁡
 

ここ2年間は台風の影響で中止となり、実に3年ぶりの開催となった総合防災訓練。
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調布市内で震度6弱の地震を観測し、マグニチュードは7.3を想定した訓練です。
今回の訓練には消防署や消防団を始め、35の関係団体が参加し、1時間半で14の訓練が分刻みで行われていきました。
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訓練は、地震発生直後にとる安全確保行動(①まず低く!②頭を守る!③じっとする)の訓練である「シェイクアウト訓練」から始まり、
クライシスマッピング作成のためのドローンの飛行や地域の方が中心に行われた消火活動や救出救護訓練。

その後は消防車や重機が会場に入り、消防や各団体による救出、救護訓練やライフラインの復旧や応急対策訓練などがスピーディーに行われていきました。

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中継では訓練の様子とともに訓練に参加した
調布市電設協同組合、調布市建設業協同組合、調布管工土木事業協同組合の皆さんにもお話を伺いました。
それぞれの組合員さんは常日頃から災害を意識して過ごされていて、地域で何か発生したらすぐに駆け付ける体制を取られています。
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今回、分刻みで様々な訓練が行われていく様子を目の当たりにして改めて感じたのは、震災後の活動は一刻を争うものだということ。

 
自助・共助・公助を連携させていくためには、一人一人の日頃からの備えも大事ですし、
今回の訓練のように関係するそれぞれの立場の方が集まって、現状に合わせた訓練を続けていく重要性を感じました。

 
総合防災訓練では普段知ることがない、水道や電気設備、建設業などプロの方々の作業を見学できます。

その力強さ、正確さ、素早さを自分の目で確かめると、地域には頼もしく、心強い方々が近くにいることがわかります。

そのことを知っているだけでも万が一、災害が発生した場合、必要以上に不安になったり、パニックになったりせずに落ち着いて避難行動がとれるのではないかと感じました。

これも立派な防災です。

 
今回はコロナ禍で会場に足を運べる方が少なかったと思いますが、
ぜひ来年以降、感染状況等が好転していればたくさんの方に総合防災訓練を会場で見学していただきたいなと強く感じました。

 
ぜひ、みなさんもお住まいの地域で開催される防災訓練や避難訓練に参加してみてください!
色々なことに気づけるはず。その経験が日頃からの防災意識の向上につながりますよ。

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こちら、岡本祥子のオフィシャルサイトのブログでは
「防災365 1日1アクション」で毎日の防災に役立つ情報を連載中。
ぜひ、参考にしてくださいね😊