Vol.78 エコノミークラス症候群 予防ストレッチ
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
78日目の今日は…
「エコノミークラス症候群 予防ストレッチ」をご紹介します。
皆さんも聞き覚えがあるであろう「エコノミークラス症候群」。
エコノミークラス症候群とは
食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。
その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する症状です。
正式には肺血栓塞栓症(肺塞栓症)と呼ばれています。
2016年の熊本地震で、車中泊避難をした方がエコノミークラス症候群を発症しお亡くなりになったことが
記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
また災害時だけでなく、現在はコロナ禍でリモートワークが増え、長時間座りっぱなしという方も多いと思います。
予防のために心掛けると良いこと
厚生労働省のHPによりますと予防のためには、
① ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
② 十分にこまめに水分を取る
③ アルコールを控える。できれば禁煙する
④ ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
⑤ かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする
⑥ 眠るときは足をあげる
などが紹介されています。
今日はその中で、予防のためのストレッチをご紹介します。
ぜひ、普段から取り入れてみてください。
避難時だけではなく日常から取り入れることで体がスッキリしますし、
いざというときにもスムーズにストレッチできます
予防ストレッチ方法
・足の指でグーパーを繰り返す
・足を上下につま先立ちをする
・つま先を引き上げる
・ひざを両手で抱え、足の力を抜いて足首を回す
・ふくらはぎを軽くもむ
などがあります。
どれも簡単にできますね!
ストレッチがよくわかる動画
エコノミークラス症候群の予防ストレッチの動画はたくさんアップされています。
今日はその中で、日本赤十字社熊本健康管理センターの動画をご紹介しますね。
エコノミークラス症候群予防【体操・マッサージ編】
エコノミークラス症候群予防の体操・マッサージをシンプルにわかりやすく説明した動画です。
こちらも見ながら今日からストレッチをしていきましょう。
78日目の今日は「エコノミークラス症候群 予防ストレッチ」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!