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2021.9.11 防災365  1日1アクション

【防災365  1日1アクション】Vol.57 第一次避難バッグの準備 ⑭体温計

Vol.57 第一次避難バッグの準備 ⑭体温計

こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。

 

「防災365  1日1アクション」

 
57日目の今日は…
「第一次避難バッグの準備 ⑭体温計」です。

 
先日から行っている非常用持ち出し袋=避難バッグ作り。

避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えで、被災時・非常時の最初の1日
間をしのぐための物を入れる「第一次避難バッグ」の中身を1品ずつお伝えしています。

 
今日、準備する物は体温計です。

 

一昨日はマスク、昨日は消毒用アルコールを準備しましたが、
体温計も新型コロナウイルスの感染予防として新たに加えてほしい避難グッズです。

 
昨日もお伝えしましたが、
各自治体が開設する避難所では感染症対策としてマスクや消毒液、非接触型体温計などの感染症対策物品の備蓄を進めたり、
避難所内での区分けや動線、避難者の受け入れ方法を改めたりし、コロナ禍での避難所の運営についても様々な工夫を重ねています。

 
その中で、新型コロナウイルス感染症の疑う目安となっているのが体温です。

 
細かな基準は自治体や避難所によって違いますが、
例えば37.5℃以上の発熱がある方や咳などの感染症を疑う症状がある方は
一般スペースとは別に設けられた専用のスペースで過ごす
ことになっています。
 

そもそも災害時は体調を崩しやすい

特に災害時はコロナ禍でなくても、急激な環境の変化や疲れによって体調を崩しやすいです。
変化に敏感なお子さんは、熱も出しやすくなります

 
また、コロナ禍ということで避難先などでは、周りの方も敏感になっています。

避難所でも体温計は備えられるようになりましたが、共用ですので個人が自由に使うことはできないでしょう。

 
少しでも体調の変化に気づいた際に体温を測り、
発熱や体調悪化の兆候が見られた場合は専用スペースなどに移動することが、自身も他人もストレスや不安を抑えることにつながります。

 
このように非常時こそ、すぐに熱を計れるように体温計を避難バッグに備えておきましょう。

 

57日目の今日は「第一次避難バッグの準備 ⑭体温計」

今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!