Vol.48 第一次避難バッグの準備 ⑤レジャーシート
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
48日目の今日は…
「第一次避難バッグの準備 ⑤レジャーシート」です。
先日から行っている非常用持ち出し袋=避難バッグ作り。
避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えで、被災時・非常時の最初の1日
間をしのぐための物品=一次持ち出し品を入れる第一次避難バッグの中身を1品ずつお伝えしています。
今日、準備する物はレジャーシートです。
避難場所は地域の様々な方が集まる共有スペースになります。
その中で、自分や家族のスペースを確保するためにレジャーシートが役に立ちます。
安全が確保されるまで、一晩過ごすことも想定されますので
1人あたり1畳ほどの広さがあるといいですね。
活用法は色々
レジャーシートは床に敷くだけでなく、災害時には様々な活用ができるため、
1枚持っているといざという時に精神的にも、体力的にも大きな助けになります。
ここではいくつかの活用例をご紹介します。
雨具代わりとして
レジャーシートはビニール製やアルミ製のものが多いので、
屋外で避難中の突然の雨の際は被って雨具代わりにすることができます。
洋服を着たまま濡れると体が冷え、体力も消耗します。
頭の上に被るだけでなく、体に纏ってレインコート代わりにすることもできます。
防寒具として
秋や冬など気温が低い季節の避難は、寒さとの戦いとなります。
別途、防災用のブランケットがあればいいのですが、
無い場合はレジャーシートを体に巻くという方法もあります。
その際にオススメなのは、軽くて断熱性のあるアルミ製のレジャーシート。
毛布がある場合も上に敷けば熱を逃がさないので冷めにくくなります。
目隠しとして
一昨日、簡易トイレをご紹介した際に、目隠しを忘れずに!とお伝えしました。
トイレ以外にも着替えや授乳など、他人の視線を遮りたい時間は1日に何度も訪れます。
その際に、家族にカーテンのように広げてもらい、目隠して使うことができます。
レジャーシートは折りたたんで持ち運びでき、様々な活用法があるので
1人1枚、それぞれの避難バッグに備えておくことをおススメします。
48日目の今日は「第一次避難バッグの準備 ⑤レジャーシート」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!