Vol.23 和室の危険個所?
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
23日目の今日は…
「和室の危険個所」です。
家の中の危険シリーズ10日目は「和室」です。
マンション住まいや最近の一戸建てには和室がない場合も多いですが、
ご実家や親戚、ご友人宅など和室があるお宅で過ごす機会はあるのではないでしょうか?
これから夏の帰省などで和室で過ごす機会もあると思いますので
今日は改めて確認しておきましょう。
和室特有の物や造り
一面が畳が敷かれている和室。
危険ポイントは和室ならではの物や造りです。
転倒するおそれがあるのが仏壇やタンス。
これらは倒れてきた際に下敷きになるリスクがあります。
特に仏壇は転倒だけでなく、ろうそくや線香の火が火災につながる恐れも。
こちらも固定などの対策を取りましょう。
頭上からの落下の危険
和室には鴨居に額に入った遺影や賞状を飾っているご家庭も多いのではないでしょうか?
大きな地震ではこれらの額が落下し、ガラスが割れる危険があります。
いざという時には頭を守る、落下の危険が及ばない場所に逃げることを
頭に入れておきましょう。
ふすまや障子が開かない
和室はふすまや障子で仕切られていますが
大きな揺れによって、敷居や柱が歪んで開かなくなる場合があります。
地震が発生したらふすまや障子を開け、逃げ道を確保しましょう。
23日目の今日は「和室の危険個所」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!