Vol.21 キッチンは危険がいっぱい ~後編~
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
21日目の今日は…
「キッチンは危険がいっぱい ~後編~」です。
家の中の危険シリーズ8日目も昨日に続き「キッチン・台所」
昨日はキッチンの家電に関する危険をご紹介しました。
「キッチンは危険がいっぱい 前編」
↑記事はこちらからどうぞ↑
キッチンの危険、後編は「食器棚」です。
まずは食器棚の固定
昨日の日の冷蔵庫と同じように、背の高い大きな食器棚が倒れてきたら…
想像するだけでゾッとしますよね。
大きな地震で転倒しないよう、まずは食器棚の固定を行いましょう。
次は扉
食器棚に転倒防止対策をしていても、まだリスクは残っています。
地震で大きく揺れると、食器棚の扉が開き、中の食器が飛び出して散乱します。
また引き出しが飛び出してケガにつながることも。
ベビーガードのような都度開閉する「扉ロック」や
普段はロックされずに、地震などの大きな揺れだけに反応して自然にロックがかかる
「耐震ラッチ」や「耐震ロック」という対策グッズなどを使って
地震で扉が開かないようにする対策を行いましょう。
最後は食器の収納方法
私もついつい食器棚の中でお皿や器を重ねてしまうのですが、
たくさん重ねると不安定になり、地震で揺れると食器棚の中で崩れてしまいます。
扉が開かないように対策をしていても
食器棚の中で皿が割れると、再び扉を開けた際に食器や破片が崩れ落ちてきてケガをする可能性があります。
食器棚の中には滑り止めシートを敷き、
重ねる食器は多くても3枚程度に抑えましょう。
またスぺ―スの関係でどうしても何枚も食器を重ねなければならない場合は、
食器の種類ごとにサイズにあうカゴにまとめましょう。
キッチンに吊り戸棚がある場合は地震の揺れで中の物が落下するおそれがあります。
重いものや割れ物を入れないようにしましょう。
21日目の今日は「キッチンは危険がいっぱい 後編」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!