Vol.8 土のうステーションを知っていますか?
こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。
「防災365 1日1アクション」
今日で8日目です。
ご覧いただきありがとうございます。
さて8日目の今日は…
「土のうステーションを知っていますか?」です。
関東では梅雨が明け、夏本番となりました。
夏は台風やゲリラ豪雨など水害の恐れが高まる季節です。
そこでチェックしていきたいのが
「土のうステーション」です。
初めて聞いた!という方もいらっしゃるかもしれません。
土のうとは丈夫な麻の袋に土が入ったもので
大雨や洪水時の備えとして、土のうはブロックのように積むことで水を防ぐ効果があります
しかし、いざというときにすぐに作ることができなかったり、手に入れる事が難しい場合もあると思います。
そこで出番となるのが「土のうステーション」です。
実はあまり知られていないかもしれませんが、
各自治体に災害への備えとして設置されているんです。
土のうステーションにはだいたい1袋5kgのものと10kgの土のうがたくさん用意されています。
(数は自治体や設置場所によって違います。)
必要な時にいつでもここから持ち運んで使用していいということなんです。
実際に「土のうステーション」に行ってみた
こちらは先日、ラジオ番組の取材で訪れた世田谷区の「土のうステーション」
カバーを開けると、籠の中に土のうが積んであります。
取り出してみると…
重い!!
片手では無理。
両手でやっとのこと取り出しました。
我が家の4歳の次男より軽いはずなのに、
ずっしりと腰にきそうな重さでした。
運ぶ際は、余裕を持って近所の方と数人で
車やリヤカーなどで運ぶことをおススメします。
この土のうをしっかり積むことができれば、浸水を防げるのも納得です。
土のうステーションの場所は各自治体のホームページに掲載されています。
「お住まいの自治体名 土のうステーション」で検索し、今、確認してみてください。
土のうの積み方
さて、土のうが手に入っても積み方、並べ方がわからなければ防災になりません。
そんな方に心強い動画があります。
Youtubeの自衛隊募集チャンネルにアップされている
自衛隊直伝の積み方動画です。
再生時間も45秒と短く、見やすい!!
ぜひ、この機会にご覧ください。
8日目の今日は「土のうステーションを知っていますか?」
今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けましょう!