ブログ | フリーアナウンサー 岡本祥子

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2021.7.12 防災365  1日1アクション

【防災365  1日1アクション】Vol.1 天気予報を確認しよう

Vol.1 天気予報を確認しよう

こんにちは。
フリーアナウンサー、防災士の岡本祥子です。

今日からこちらのブログで
「防災365  1日1アクション」と題した連載を始めます。

先日は熱海で大規模な土石流が発生しました。
被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
そして行方がわからない方が一刻も早く救出されることをお祈りします。

また中国地方や九州地方の大雨でも浸水や土砂崩れの被害が多く発生しています。
今回の災害で多くの方が心を痛め、防災に対する意識が高まったと思います。

しかし、
災害に対する備えは必要とわかってはいるけれど…
面倒くさい、無駄になるのでは?何から始めればいいのかわからない…と

いつ起こるかわからないから備える < いつ起こるかわからないから後回し
と気持ちが傾きがちで、なかなか行動に移せない方も多いのではないでしょうか?

それなら
1日1つ、無理なくできる防災を私と一緒に始めてみませんか?

「防災365  1日1アクション」では
えっ?こんなことからでいいの?と思える
「誰でも今すぐできること」から始めていきます!

今日から私と少しずつ防災力を高めていきましょう。

 
1日目の今日は…

ズバリ「天気予報」を見る!
それだけです。

そんなの毎日確認しているよ!という方。
すばらしい!それが大事なんです。

ではその天気予報はどこからどんな情報を得ていますか?

 

【情報源】
・テレビ
・ラジオ
・新聞
・インターネット
・気象アプリ etc…

 

【情報】
・天気マーク
・予想最低最高気温
・降水確率
・予想降水量
・雨雲レーダー
・注意報・警報
・湿度
・風速
・熱中症警戒アラート
・花粉飛散予報 etc…

 

【期間】
・今日だけ
・明日
・一週間
・10日間
・3か月予報 etc…

 

【地域】
・自分の住まいの地域(市区町村)
・自分の住まいの地域(都道府県)
・住まいの地方
・家族や親戚・友人の住まいの地域
・お出かけ先の地域
・全国
・全世界 etc…

 

このような様々な情報から
気象災害の起こりやすさを日々意識したり、
万が一地震や噴火が起きた際の避難方法や二次災害を意識することができます。

たかが天気予報、されど天気予報なのです。

上記に挙げた情報をすべて毎日チェックする必要はありませんが、
これらの情報をどこで収集できるかは頭に入れておきましょう。

 

自分の知りたい情報を確認するためにオススメなのは
スマートフォンの気象アプリ
です。
今日の天気から気温、降水確率、降水量、湿度、風速など
上に挙げた内容の予報が1時間単位でほぼわかります。

 

Yahoo!やウェザーニュース、日本気象協会など各社から総合的な気象アプリがリリースされています。
ご自身にあったアプリを選んで、まずは1つスマホにダウンロードしてみましょう。

 

その他、雨雲レーダーに特化したアプリもあります。
雨雲レーダーは地域を登録しておくと「まもなく雨雲がやってきます」といった情報が事前に通知されたり、
アプリの地図上で好きな地点で最短5分起きの雨雲の予測を見ることができたりと、とても便利です。
さらに雨の強さも色分けでわかりやすく表示されますので、
ゲリラ豪雨の行方を確認したりお出かけ方法や時間の指標にしたりと
常日頃から天気をチェックする癖がつくのでオススメです。

 

ただし、スマホのアプリは基本的に自分の知りたい情報しか入ってきません。
やはり、テレビ、ラジオ、新聞など媒体からの受動的な情報も必要です。

 

例えば、天気の急変に注意とか、もうすぐ台風が発生しそうだとか、災害の危険性があるとか
他の地域の情報も非常に大切です。
天気予報の時間にあるちょっとした豆知識や雑学に「へぇ~!」と感じることも多いですよね。
自分の知らない情報に気づかせてくれるのがメディアです。

 

ですので、各媒体からバランスよく天気予報に触れて
自分に必要な情報を確認することが大切
です。

 

天気予報を確認するタイミングですが、
気象庁の天気予報は朝5時、午前11時、夕方5時の1日3回、最新の予報に更新されます。
この更新時間を頭に入れておくと効率よく最新情報がチェックできます。
ぜひ参考にしてください。

 

今日はここまで。
明日も一緒に1アクションを続けていきましょう!